こんにちは!
私は米国ETFを運用し始めて、2年の投資初級者です。
今回は2022年9月のSPYD、VYM、HDVの分配金が発表されましたのでレポートしていきます。
※SPYD、VYM、HDVの基本情報をおさらいしたい方はこちら👇
【投資初心者向け】米国高配当株の鉄板3選!SPYD、VYM、HDVの基礎知識
先に結論から言うと、SPYDとVYMは”増配”、HDVは”減配”でした。
最初に発表されたHDVが大幅減配だったので、心配しましたが、SPYD、HDVはなんとか持ち堪えてくれました。まあ全体としてはまずまずの結果ではないでしょうか。
それでは個々に配当金情報をみていきましょう。
1.SPYD配当金情報
1-1.SPYD配当金(9月)
SPYDの配当金情報は2022年9月16日に発表されました。今回発表された配当金は0.418383ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPYD:US)
1-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.277192 |
0.325596 |
0.326104 |
0.584971 |
1.513863 |
2017年 |
0.317590 |
0.342752 |
0.362827 |
0.398982 |
1.422151 |
2018年 |
0.348771 |
0.376101 |
0.450710 |
0.443350 |
1.618932 |
2019年 |
0.339422 |
0.461955 |
0.447676 |
0.497170 |
1.746223 |
2020年 |
0.396187 |
0.365715 |
0.263572 |
0.606617 |
1.632091 |
2021年 |
0.636159 |
0.398912 |
0.386582 |
0.127557 |
1.549210 |
2022年 |
0.652710 |
0.404990 |
0.418383 |
1.057700 |
22年6月は0.418383ドルに対して、
21年6月は0.386582なので、前年同期比で8.2%の増配です。
今年の分配金は3期連続で増配です。
9月の分配金で比較すると18年、19年に次ぐ3番目の金額ですね。
12月の分配金が激減しない限り、年間通しても増配できそうな勢いですね。
ただ昨年は12月で急ストップがかかったので油断なりません。
1-3.株価
まずはSPYDの株価を下記に示します。
20年3月頃のコロナショックでは一時マイナス45%と大幅下落をしましたが、ワクチンなどの開発もあり、順調に上昇してきました。
ただ直近8月ごろからは下落傾向にあります。
米国での利上げが大きく影響していそうですね。
SPYDのみならず、多くの銘柄も影響を受けているので、ある意味仕方なさそうです。
2.VYM配当金情報
2-1.VYM配当金(9月)
VYMの配当金情報は2022年9月19日に発表されました。今回発表された配当金は0.7672ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US)
2-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.478000 |
0.578000 |
0.483000 |
0.667000 |
2.206000 |
2017年 |
0.560000 |
0.596000 |
0.602000 |
0.643100 |
2.401100 |
2018年 |
0.608400 |
0.630200 |
0.671800 |
0.738800 |
2.649200 |
2019年 |
0.651600 |
0.624700 |
0.786400 |
0.779100 |
2.841800 |
2020年 |
0.554400 |
0.836800 |
0.705300 |
0.809600 |
2.906100 |
2021年 |
0.656400 |
0.752300 |
0.748800 |
0.938600 |
3.096100 |
2022年 |
0.662200 |
0.847900 |
0.7672 |
1.510100 |
22年9月は0.7672ドルに対して、
21年9月は0.7488なので、前年同期比で2.5%の増配です。
22年3月と比較すると約10%の減配となってしましました。
SPYDと同様、VYMも今年は3期連続で増配となりました。
VYMでは前回減配したのが21年6月ですので、5期連続の増配となります。
かなり優良なETFですね。
また年間を通しても11年連続中なので、このままいけば12期連続の年間配当金増配も現実的になってきましたね。
12月を楽しみにしておきましょう。
2-3.株価
VYMの株価を下記に示します。
SPYDと同様、20年のコロナショックから上昇してきていますが、直近は下降傾向です。
この下落は追って開設するHDVにも起きている現象なので、ある意味仕方ないかもしれません。
ただVYMは年初で比較すると約-15%と、SPYD、HDVよりも下落率が大きいです。
※年初来からの株価比較
SPYD:約-5.5%
HDV:約-6%
配当金は連続増配とかなり好調ですが、株価に関しては少し低調気味です。
ただ長い目で見れば、株価上昇も見込めるので、投資する価値はありかなと考えています。
3.HDV配当金情報
3-1.HDV配当金(9月)
HDVの配当金情報は2022年9月26日に発表されました。今回発表された配当金は1.231175ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/HDV:US)
3-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.676805 |
0.679421 |
0.687623 |
0.655685 |
2.699534 |
2017年 |
0.722884 |
0.718133 |
0.731650 |
0.776321 |
2.948988 |
2018年 |
0.798621 |
0.796400 |
0.791106 |
0.708810 |
3.094937 |
2019年 |
0.822080 |
0.750368 |
0.857381 |
0.778998 |
3.208827 |
2020年 |
0.914362 |
0.879497 |
0.850765 |
0.923235 |
3.567859 |
2021年 |
0.882118 |
0.810317 |
0.764133 |
1.051454 |
3.508022 |
2022年 |
0.769760 |
0.569690 |
1.231175 |
1.339450 |
22年6月は1.231175ドルに対して、
21年6月は0.764133なので、前年同期比で61.1%の増配です。
22年3月と比較しても約116%の増配となっており、非常に嬉しい結果となりました。
また今回の01.231175ドルという分配金は過去最高の金額となりました。
今年はずっと減配が続いていたので、なんとか増配してくれて、良かったです。。。
それでは次に株価について確認していきましょう。
3-3.株価
HDVの株価を下記に示します。
コロナショック以降、本当に直近の22年6月までは綺麗に上がり続けていますが、直近は他のETFと同様に下落傾向です。
HDVはエネルギーセクターの比率も多く、アメリカでの利上げ、原油価格の急落などが株価へ影響しているようです。
しばらくは丁重な株価が続く可能性が高いかなと予想しています。
現在の株価はコロナショック前の水準に戻っており、ある意味買い増しのチャンスかもしれませんね。
私は今後も継続して購入していく投資方針を持っています。
4.まとめ
今回はSPYD、VYM、HDVの22年9月配当金についてレポートしました。
今期に関しては、ありがたいことに3銘柄ともに増配でしたね。
次の配当金は今年最後になるので、楽しみにしておきたいところです。
また米国ETF御三家は非常に優良な銘柄なので、投資初心者の方はぜひチェックしてみて頂けたらと思います。
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