私は高配当ETFを運用し始めて、約1年の投資初級者です。
今回は以前紹介したQYLDとともに話題のXYLDについて紹介します。
最近、楽天証券、SBI証券、マネックス証券でも取扱が可能になったことによって、話題沸騰中ですね。
XYLD、QYLDと名前がかなり似ているので、似たようなETFなのかなーと想像してしまいます。。。
QYLDは以前紹介しているので、興味がある方は確認ください👇
【投資初心者向け】超高配当ETFのQYLDを解説!カバードコールとは?
それでは基本的な情報から高配当な仕組みまで見ていきましょう。
1.基本情報
・名称:Global X S&P 500 Covered Call ETF
・設定日:2013年6月21日
・構成銘柄数:507銘柄
・基準価額:$50.11
・直近配当利回り:8.71%
・経費率:0.60%
2.組入銘柄
組入銘柄は下記画像のようになっており、S&P500と同じ銘柄になります。
ただXYLDはカバードコール戦略を採用したETFのため、株式保有と同時にコールオプションを売却することになります。
そのため組入銘柄の値上がりによる恩恵は受けられないようになっています。
銘柄 |
組入比率 |
アップル |
6.83% |
マイクロソフト |
6.16% |
アマゾン・ドット・コム |
3.75% |
アルファベット |
2.20% |
アルファベット |
2.08% |
メタ・プラットフォームズ |
2.01% |
テスラ |
1.89% |
エヌビディア |
1.79% |
バークシャー・ハサウェイ |
1.41% |
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー |
1.21% |
※カバードコールなどについてはQYLDの記事で紹介していますので、下記記事を参考にしてみてください。
3.株価推移
株価の推移を下図に示します。
開始が$39.6で現在は約$50になっているので、25%超は値上がりいています。
ただ図を見たらわかる通り、ずっと値上がりをし続けてきたというわけではなく、大きな振れ幅がありながらも上昇してきたという形です。
4.QYLDとの比較
簡単ですが、QYLDと対象指数、分配金利回り、経費率を比較しました。
大きな違いとしては対象指数が異なり、その影響を受けて、分配金利回りに差がでていることです。
以前、紹介したVOOとQQQの記事でも対象指数がS&P500とNASDAQ100となっており、NASDAQ100はハイリスクハイリターンという紹介・説明を行いました。
個人のリスク管理具合によって、投資するかどうかの判断が必要になりそうですね。
XYLD |
QYLD |
|
対象指数 |
S&P500 |
NASDAQ100 |
分配金利回り |
8.5% |
12.02% |
経費率 |
0.6% |
0.6% |
5.まとめ
今回はXYLDについて紹介しました。XYLD自身単体で見れば、分配利回りも良好、株価推移も良好なため、優良なETFではないかなと思います。ご参考にしていただければ幸いです。
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