こんにちは!
私は米国ETFを運用し始めて、2年半の投資初級者です。
今回は最近話題の”S&P500配当金貴族ETF 2236”について解説します。
この記事は下記の方におすすめです。
・NISAを活用している方、活用しようとしている方
・配当金生活を送りたい方
それではいきましょう。
1.S&P500配当金貴族ETF2236の基本情報
2.特徴
2-1.S&P500配当金貴族指数に連動
S&P500配当金貴族とは、S&P500指数の構成銘柄のうち、25年以上連続増配している、かつ時価総額30億ドル以上の企業株式で構成される指数です。
また前年の配当実績をもとに年1回、構成銘柄を見直しし、年4回、構成比率を均等にリバランスされます。
2-2.S$P500を上回るパフォーマンス
S&P500配当金貴族指数とS&P500指数を比較します。
みてわかる通り、下落耐性も高く、上昇力も高いことがわかります。
2-3.セクター
左にS&P500配当金貴族指数、右にS&P500指数のセクター内訳を示します。
S&P500指数は情報技術が多くを占めるのに対してS&P500配当金貴族指数は生活必需品や資本財・サービスなど堅実そうなところが多いですね。
2-4.下落耐性
S&P500配当金貴族指数、S&P500指数の年間騰落率を示します。
上昇相場の2012年、13年、14年、21年などはS&P500指数と同程度の上昇指数なのに対して、2002年、8年など下落相場ではS&P500指数より下落率が抑えられています。
現実なセクター比率となっているだけあって、S&P500指数より下落耐性が強いですね。
2-5.年6回の分配金
S&P500配当金貴族指数に関しては年に6回の1月、3月、5月、7月、9月、11月に分配金が頂けます。
正確には下記の時期が分配金支払基準日となります。
②3月24日
③5月24日
④7月24日
⑤9月24日
⑥11月24日
人気のETFであるSPYD、VYM、HDVなどは年に4回なので、2回多いことになります。
分配金額は置いておき、頻繁にお金をいただけるのはちょっとした喜びですね。
3.投資するかどうか
個人的には投資するのも”あり!”と考えていますが、私は直近では投資しません。
主な理由は下記3点です。
・銘柄数が64と分散性が弱い。
・情報が少し少ない。
一番投資を躊躇する理由としては経費率ですね…
10年連続増配している企業で構成されているVIGが0.06%と低コストとなっており、どうしても見劣りしてしまいます。
ただ、下記のようなメリットもしっかりあるため、全然投資はOKだと考えています。
・分配金頻度が多く、モチベーションUP
・S&P500 と同等のリターンを得つつ、下落リスクが低い。
4.まとめ
今回は最近話題の”S&P500配当金貴族ETF 2236”について解説しました。
円取引ができたりと、投資初心者でも手のつけやすい銘柄かなと思います。
有意義な投資ライフの参考になれば幸いです。
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