こんにちは!
私は米国ETFを運用し始めて、2年半の投資初級者です。
今回は2022年12月のSPYD、VYM、HDVの分配金が発表されましたのでレポートしていきます。
※SPYD、VYM、HDVの基本情報をおさらいしたい方はこちら👇
【投資初心者向け】米国高配当株の鉄板3選!SPYD、VYM、HDVの基礎知識
先に結論から言うと、SPYD、VYM、HDV共に増配した。
もの凄くありがたい結果ですね。
配当金自体はかなり良い結果となりましたが、株価では少し不安定な動きをしています。
それでは個々に配当金情報をみていきましょう。
1.SPYD配当金情報
1-1.SPYD配当金(12月)
SPYDの配当金情報は2022年12月16日に発表されました。今回発表された配当金は0.507258ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPYD:US)
1-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.277192 |
0.325596 |
0.326104 |
0.584971 |
1.513863 |
2017年 |
0.317590 |
0.342752 |
0.362827 |
0.398982 |
1.422151 |
2018年 |
0.348771 |
0.376101 |
0.450710 |
0.443350 |
1.618932 |
2019年 |
0.339422 |
0.461955 |
0.447676 |
0.497170 |
1.746223 |
2020年 |
0.396187 |
0.365715 |
0.263572 |
0.606617 |
1.632091 |
2021年 |
0.636159 |
0.398912 |
0.386582 |
0.127557 |
1.549210 |
2022年 |
0.652710 |
0.404990 |
0.418383 |
0.507258 |
1.983341 |
22年12月は0.507258ドルに対して、
21年12月は0.127557なので、前年同期比で297.6
%の増配です。
前年の配当金がかなり少なかったとはいえ、驚異的な増配ですね。
今年の分配金は4期連続で増配です。
12月の分配金で比較すると20年、16年に次ぐ3番目の金額ですね。
年間通しても過去最高の配当金額となりました。
1-3.株価
まずはSPYDの株価を下記に示します。
株価に関しては$40前後付近を行き来していますね。
SPYDの特徴として株価が上昇しにくい面ももつのである意味仕方ないでしょう。
SPYDは株価に関わらず、高配当の銘柄を組み込んでいるので、株価の上昇はそこまで期待できません。
改めて配当金狙いのETFだなと実感しましたね。
2.VYM配当金情報
2-1.VYM配当金(12月)
VYMの配当金情報は2022年12月19日に発表されました。今回発表された配当金は0.9745ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US)
2-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.478000 |
0.578000 |
0.483000 |
0.667000 |
2.206000 |
2017年 |
0.560000 |
0.596000 |
0.602000 |
0.643100 |
2.401100 |
2018年 |
0.608400 |
0.630200 |
0.671800 |
0.738800 |
2.649200 |
2019年 |
0.651600 |
0.624700 |
0.786400 |
0.779100 |
2.841800 |
2020年 |
0.554400 |
0.836800 |
0.705300 |
0.809600 |
2.906100 |
2021年 |
0.656400 |
0.752300 |
0.748800 |
0.938600 |
3.096100 |
2022年 |
0.662200 |
0.847900 |
0.767200 |
0.974500 |
3.251800 |
22年12月は0.9745ドルに対して、
21年12月は0.9386なので、前年同期比で3.8%の増配です。
22年6月と比較すると約27%の増配です。
SPYDと同様、VYMも今年は3期連続で増配となりました。
VYMでは前回減配したのが21年6月ですので、6期連続の増配となります。
かなり優良なETFですね。
また年間を通しても12年連続増配となり、安定感抜群のETFです。
ETFでここまで増配できる銘柄はないので、配当金狙いの方にはおすすめの銘柄です。
2-3.株価
VYMの株価を下記に示します。
SPYDと同様、20年のコロナショックから上昇してきていますが、21年5月頃からは不安定な動きが続いています。
ただVYMは年初で比較すると約-4.12%とSPYDとHDVの中間の下落率です。
※年初来からの株価比較
SPYD:約-9.32%
HDV:約1.2%
投資する上では配当金だけでなく、株価もしっかりと考慮した方が良いですね。
VYMに関しては、長い目で見れば、株価上昇も見込めるので、投資する価値はありかなと考えています。
3.HDV配当金情報
3-1.HDV配当金(12月)
HDVの配当金情報は2022年12月13日に発表されました。今回発表された配当金は1.144988ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/HDV:US)
3-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.676805 |
0.679421 |
0.687623 |
0.655685 |
2.699534 |
2017年 |
0.722884 |
0.718133 |
0.731650 |
0.776321 |
2.948988 |
2018年 |
0.798621 |
0.796400 |
0.791106 |
0.708810 |
3.094937 |
2019年 |
0.822080 |
0.750368 |
0.857381 |
0.778998 |
3.208827 |
2020年 |
0.914362 |
0.879497 |
0.850765 |
0.923235 |
3.567859 |
2021年 |
0.882118 |
0.810317 |
0.764133 |
1.051454 |
3.508022 |
2022年 |
0.769760 |
0.569690 |
1.231175 |
1.144988 |
3.715613 |
22年12月は1.144988ドルに対して、
21年6月は1.051454なので、前年同期比で8.9%の増配です。
また今回の分配金は22年9月に次ぐ2番番目に高いの分配金額となりました。
3月、6月と減配が続いていたので、少し心配していましたが、年間を通しても、6.1%の増配となりました。
それでは次に株価について確認していきましょう。
3-3.株価
HDVの株価を下記に示します。
上記VYMの際にも紹介しましたが、SPYD、VYM、HDVの中で、年初来で株価が唯一上昇しているのが、HDVです。
22年9月の配当金時には大幅な下落をしていたので、今は持ち直しています。
4.まとめ
今回はSPYD、VYM、HDVの22年12月配当金についてレポートしました。
今期に関しては、ありがたいことに3銘柄ともに増配でしたね。
今年良い締めくくりができました。
来年も引き続き増配してくることを期待しています。
また米国ETF御三家は非常に優良な銘柄なので、投資初心者の方はぜひチェックしてみて頂けたらと思います。
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