【NF・米国株S&P500配当貴族ETFとは】配当金いくら？利回り・信託報酬まで徹底解説！

「将来のために安定した資産を築きたい」
「高配当だけでなく、長期的な成長も取りたい」

そんな投資家に今、注目されているのが【NF・米国株S&P500配当貴族ETF（364A）】です。
このETFは、25年以上連続で増配を続けている米国企業に分散投資ができる、東証上場の日本円建てETFです。

この記事では、S&P500配当貴族の魅力から、ETFの詳細、メリット・リスク、他ETFとの違いまで、わかりやすく解説します。

🔳S&P500配当貴族指数とは？

S&P500配当貴族指数とは、S&P500の構成銘柄のうち、25年以上連続で増配している企業のみで構成される株価指数です。

つまり、景気変動に左右されず、安定して配当を増やし続けられる優良企業ばかりが選ばれているのです。

たとえば：

といった特徴を持つ企業が集められています。

このETFの正式名称は、**「NEXT FUNDS 米国株式・配当貴族（S&P500）連動型上場投信」**です。以下がその基本情報です：

米国ETF「NOBL（ProShares S&P 500 Dividend Aristocrats ETF）」と同様の指数に連動しつつ、日本円で購入できる利便性を持つ商品です。

構成銘柄は、25年以上連続増配の米国企業が中心。例えば：

日常生活でもよく目にする「世界を代表する企業」に分散投資できます。

従来の米国ETF（NOBLなど）は米ドル建てですが、364Aは日本円で東証から直接購入可能です。

これにより、初心者や手続きが煩雑な米国株が苦手な方にもおすすめできます。

25年以上増配している企業のみで構成されているため、景気後退時でも株価の下落幅が比較的小さい傾向があります。
配当を減らさない強さ＝長期保有向きの安定資産といえます。

配当貴族ETFはインカムゲイン（配当）にも期待できます。
過去のNOBLの実績をもとにすると、税引前で年利2～2.5%前後の分配が見込まれます。

安定的に配当をもらいながら、じっくりと資産を増やしていくにはぴったりです。

構成銘柄はディフェンシブ銘柄が中心のため、急成長株のような爆発的な株価上昇は見込めません。
長期的な資産形成向きですが、短期売買には不向きです。

米国企業に投資しているため、金利やインフレ、為替など米国経済の動向に影響されることは避けられません。
ただし、構成銘柄の多くは景気敏感度が低く、相対的に安定しています。

分配金は受取形式のため、再投資したい場合は手動で購入する必要があります。
複利効果を活かすには、こまめに買い増す習慣があると良いでしょう。

ETF名	特徴	配当利回り（参考）	信託報酬
364A（NF・米国配当貴族）	日本円で買える/安定企業	約2.2%	0.1155%
VYM	高配当・広く分散	約3.0%	0.06%
HDV	財務重視・ディフェンシブ	約3.5%	0.08%
SPYD	利回り重視・セクター偏重	約4.5%	0.07%
NOBL（米国ETF）	同じ指数連動/米ドル建て	約2.2%	0.35%