こんにちは!
私は米国ETFを運用し始めて、2年の投資初級者です。
今回は2022年6月のSPYD、VYM、HDVの分配金が発表されましたのでレポートしていきます。
※SPYD、VYM、HDVの基本情報をおさらいしたい方はこちら👇
【投資初心者向け】米国高配当株の鉄板3選!SPYD、VYM、HDVの基礎知識
先に結論から言うと、SPYDとVYMは”増配”、HDVは”減配”でした。
最初に発表されたHDVが大幅減配だったので、心配しましたが、SPYD、HDVはなんとか持ち堪えてくれました。
まあ全体としてはまずまずの結果ではないでしょうか。
それでは個々に配当金情報をみていきましょう。
1.SPYD配当金情報
1-1.SPYD配当金(6月)
SPYDの配当金情報は2022年6月16日に発表されました。今回発表された配当金は0.40499ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPYD:US)
1-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.277192 |
0.325596 |
0.326104 |
0.584971 |
1.513863 |
2017年 |
0.317590 |
0.342752 |
0.362827 |
0.398982 |
1.422151 |
2018年 |
0.348771 |
0.376101 |
0.450710 |
0.443350 |
1.618932 |
2019年 |
0.339422 |
0.461955 |
0.447676 |
0.497170 |
1.746223 |
2020年 |
0.396187 |
0.365715 |
0.263572 |
0.606617 |
1.632091 |
2021年 |
0.636159 |
0.398912 |
0.386582 |
0.127557 |
1.549210 |
2022年 |
0.652710 |
0.404990 |
1.057700 |
22年6月は0.40499ドルに対して、
21年6月は0.3989なので、前年同期比で約1.5%の増配です。
22年3月と比較すると約38%減配なので、びっくりするかもしれませんが、過去の6月分配金を確認頂ければ、通常運転、むしろ良い方かなという印象です。
6月の分配金で比較すると19年に次ぐ2番目の金額ですね。
1-3.株価
まずはSPYDの株価を下記に示します。
20年3月頃のコロナショックでは一時マイナス45%と大幅下落をしましたが、ワクチンなどの開発もあり、順調に上昇してきました。
ただ直近は下落傾向にあります。
直近の下落はSPYDのみならず、多くの銘柄も同傾向にあります。
2.VYM配当金情報
2-1.VYM配当金(6月)
VYMの配当金情報は2022年6月16日に発表されました。今回発表された配当金は0.8479ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US)
2-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.478000 |
0.578000 |
0.483000 |
0.667000 |
2.206000 |
2017年 |
0.560000 |
0.596000 |
0.602000 |
0.643100 |
2.401100 |
2018年 |
0.608400 |
0.630200 |
0.671800 |
0.738800 |
2.649200 |
2019年 |
0.651600 |
0.624700 |
0.786400 |
0.779100 |
2.841800 |
2020年 |
0.554400 |
0.836800 |
0.705300 |
0.809600 |
2.906100 |
2021年 |
0.656400 |
0.752300 |
0.748800 |
0.938600 |
3.096100 |
2022年 |
0.662200 |
0.847900 |
1.510100 |
22年6月は0.8479ドルに対して、
21年6月は0.7523なので、前年同期比で12.7%の増配です。
22年3月と比較しても約28%の増配となっており、素晴らしい結果となりました。
また今回の0.8479ドルという分配金は3、6、9、12月全て含めた過去2番目も金額となりました。
VYMは優秀ですね。
年間通しての分配金にも期待です。
2-3.株価
VYMの株価を下記に示します。
SPYDと同様、20年のコロナショックから上昇してきていますが、直近は下降傾向です。
VYMホルダーの方にとっては買い増しのタイミングかもしれませんね。
3.HDV配当金情報
3-1.HDV配当金(6月)
HDVの配当金情報は2022年6月8日に発表されました。今回発表された配当金は0.56969ドル/株でした。
(引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/HDV:US)
3-2.配当金推移
2016年からの配当金推移について表にまとめました。
3月 |
6月 |
9月 |
12月 |
年間 |
|
2016年 |
0.676805 |
0.679421 |
0.687623 |
0.655685 |
2.699534 |
2017年 |
0.722884 |
0.718133 |
0.731650 |
0.776321 |
2.948988 |
2018年 |
0.798621 |
0.796400 |
0.791106 |
0.708810 |
3.094937 |
2019年 |
0.822080 |
0.750368 |
0.857381 |
0.778998 |
3.208827 |
2020年 |
0.914362 |
0.879497 |
0.850765 |
0.923235 |
3.567859 |
2021年 |
0.882118 |
0.810317 |
0.764133 |
1.051454 |
3.508022 |
2022年 |
0.769760 |
0.569690 |
1.339450 |
22年6月は0.56969ドルに対して、
21年6月は0.810317なので、前年同期比で29.7%の減配です。
22年3月と比較しても約26%の増配となっており、非常に残念な結果となりました。
また今回の0.56969ドルという分配金は3、6、9、12月全て含めた過去最低の金額となりました。
減配が継続しており、売却を考えてしまうほどです。。。
しかし最近のHDVは分配金というより株価の好調が魅力となっていましたね。
次に株価について確認していきましょう。
3-3.株価
HDVの株価を下記に示します。
コロナショック以降、本当に直近の22年6月までは綺麗に上がり続けています。
年初来で見るとS&P500よりも20%もオーバーパフォームしていると言われています。
最近のHDVはどうしても減配が目につきますが、株価上昇を考えるとまだまだホールドし続けても良い銘柄かなと考えています。
4.まとめ
今回はSPYD、VYM、HDVの22年6月配当金についてレポートしました。
米国ETF御三家といっても良い銘柄なので、投資初心者の方はぜひチェックしてみてください。
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