今回は配当利回りが高くて話題のSSSS(スロ・キャピタル)を紹介します。
SSSSはETFではなく、BDC銘柄となっており、これまで私が紹介してきたものとは少し異なるものになります。
現在、SSSSは楽天証券しか取り扱っていませんが、今後SBI証券、マネックス証券などでも取扱可能になり、どんどん人気が出てくる銘柄なのかなと考えています。
情報を先取りし、有意義な投資生活を送っていきましょう。
それでは基本的な情報から見ていきます!
1.基本情報
・名称:スロ・キャピタル
・上場年:2011年にNASDAQに上場
・時価総額:約3.5億円
・株価:$12.54
・直近配当利回り:60.7%
・注意事項①:大手取扱証券会社では楽天証券のみ
・注意事項②:BDC銘柄
ここでBDC銘柄って何?と思われた方もおられますよね。
そこで次にBDC銘柄について解説していきます。
2.BDC銘柄とは
まずBDCとは”Business Development Company”の略で、新興企業や有望な中堅企業の事業開発をサポートしている投資会社のことを言います。
よく日本で言うベンチャーキャピタルと例えられます。
ベンチャーキャピタルとの違いは投資家にあります。
簡単に違いを説明すると、BDC銘柄は”誰でも”、ベンチャーキャピタルは”一部の投資家”から資金を募ることです。
では次になぜそんな誰でも投資可能なBDC銘柄が超高配当なのかをみていきましょう。
3.BDC銘柄はなぜ高配当なのか
高配当のカラクリとしては、”法人税の優遇措置”にあります。
つまりは成長前の企業へ投資で得られた利益の90%以上を配当することを条件に法人税の優遇措置を得ているからです。
一般的な企業であれば、利益の一部を投資家に還元し、多くを事業への再投資するので、BDC銘柄は通常とは大きく異なります。
4.他の米国BDC銘柄
今回は詳細は解説せず、名前だけを記載しますが、色々とあります。
またおすすめBDC銘柄●●選!などの記事で紹介できたらと考えています。
・ARCC(エイリス・キャピタル)
・MIAN(メイン・ストリート・キャピタル)
・ORCC(オウル・ロック・キャピタル)
・PSEC(プロスペクト・キャピタル)
5.まとめ
SSSSは高配当ETFに投資しているが、利回りに満足していない方などにおすすめの銘柄かなと思います。ただハイリスクな銘柄でもあるので、しっかりと自分のリスク管理を考えた上での判断をお願いします。
6.関連記事
・【投資初心者向け】米国高配当株の鉄板3選!SPYD、VYM、HDVの基礎知識
・【米国ETF配当金】2021年9月分配金情報!SPYD ,VYM,HDV
・【投資初心者向け】超高配当ETFのQYLDを解説!カバードコールとは?
・【投資初心者向け】セミリタイヤ(FIRE)を達成するための「4%ルール」を解説!
・【投資初心者向け】Twitterなどで話題の超高配当ETFのJEPIを解説!
・【楽天証券】iSPEEDアプリを使って日経新聞を無料で読む方法・手順を解説
・【投資初級者向け】キャピタルゲインが狙えるおすすめ米国ETF2選!VOO、QQQを紹介
・【投資初級者向け】QYLDとともに話題沸騰中のXYLDを解説!
・【楽天経済圏】楽天銀行・楽天証券が大改悪!金利が大幅ダウン、投資信託のポイント進呈条件が変更!
コメント