今回は”マンガでわかる 話すチカラ”についてレポートしていきます。
この本は”話すチカラ”を原作にマンガ化したものです。原作をベースにしつつも、オリジナル要素が多く盛り込まれています。
本の大まかな概要としては下記のような内容です。
高校教師になることを夢見る明治大学3年生の主人公”柏木美桜”は人前で話すことやモノゴトを説明することが苦手。
そんな主人公が、教職課程の中で、先生、友達とさまざまな経験を重ねて、”話すチカラ”を身につけていきます。
リンク
1.私がなぜこの本を読もうと思ったか
私自身、社会人(営業職)になり、人前で話す機会が圧倒的に増えました。かつ10~20歳は離れた人との会話、プレゼン、説明などの機会です。
「正直、今のような話し方、説明の仕方で大丈夫なのか?」「しっかり伝わっているのか?」「理解しやすい説明になっているのか?」などの不安を持っていました。そこで、本屋に行って見つけたのが、この本でした。またマンガということもあり、頭に入ってきやすいだろう即購入しました。
2.グッときたところベスト3
【第1位】仕事のミスは仕事で取り返す。
✔︎引用した理由と体験談
「仕事のミスは仕事で取り返すしかない」というのは、感覚的には分かっていたことだけれども、言語化はできていなかったため、かなり印象的な言葉です。自分自身がミスをした時はもちろん、同僚、後輩、妻、友人にも掛けてあげられる言葉ということで、第1位に選択しました。
✔︎読んだ後の行動
①ミスをして落ち込んでいる同僚に上記の言葉をかける。
②「仕事のミスは仕事で取り返す」という言葉を心に刻み、ミスを恐れず、仕事する。
③私自身の②のような行動を妻に共有。
【第2位】初対面でも出会った瞬間からが勝負。
✔︎引用した理由と体験談
私自身、初対面の人と出会った最初は様子見をしてしまう傾向があり、自分に言われている気がしたので、第2位に選択しました。第一印象はかなり大事だと思うので、初対面でも臆する事なく接していきたいですね。
✔︎読んだ後の行動
①会うと分かっている人に関しては、SNSなどを用いて、事前情報を持っておく。
②相手との共通点をできるだけ早く見つける。
→趣味、関心事、出身など簡単な質問を投げかける。
【第3位】相手のアイデンティティを褒める
✔︎引用した理由と体験談
これまでアイデンティティというのを意識したことありませんでしたが、確かに自分の出身地、出身大学、高校などが褒められたり、取り上げられていると嬉しい気持ちになりますよね。ぜひ今後実践していこうと思ったので、第3位に選択しました。
✔︎読んだ後の行動
①話している中で、相手のアイデンティティを掴む。
②前情報として、相手のアイデンティティを調査しておく。
③相手のアイデンティティを褒める、共感する。
3.おすすめする人、しない人
3-1.おすすめな人を3名
①営業などの職種で人の前で不安を持っている方
②学生などで論文発表をしたり、色々な人と会う機会がある方
③活字を読むのが苦手の方
3−2.おすすめしない人を3名
①人前で話すことに慣れていたり、自信がある方
②この本と類似した本を読んだことがある方
4.著者(齋藤孝、安住紳一郎)のプロフィール
4-1.齋藤孝
1960年静岡県生まれ。
明治大学文学部の教授。
東京大学法学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了。
”声に出して読みたい日本語”、”身体感覚を取り戻す”、”雑談力が上がる話し方”などの著者。
4-2.安住紳一郎
1973年北海道生まれ。
TBSアナウンサー。
明治大学卒業。
5.本(眠れなくなるほど面白い 体脂肪の話)の詳細
出版社:ダイヤモンド社
ページ数:176ページ
発売日:2021年3月3日
6.口コミ
6-1.良い口コミ
・デクニックがたくさん載っています。そんなに喋っちゃっていいんですかというくらい。
・マンガになってわかりやすくなりました。
・1時間くらいでサッと読めるからいい。
6-2.悪い口コミ
・内容は悪くないが書籍を買ってまで読むものではなかった。
7.まとめ
人前で話す機会が増えた私にとっては、かなり参考になる点が多い本でした。人前で話す機会がそんなに多くないという方でも、もしもの時に備えて読んでおいても良い本なのかなとも考えています。このレポートを参考に読んでみてくださる方がいれば、幸いです!
8.過去の書評
・”文芸オタクの私が教える バズる文章教室”についてはこちら。
・”図解 眠れなくなるほど面白い 体脂肪の話”についてはこちら。
コメント